「本サイトのコンテンツには商品プロモーション(Amazonアソシエイト含む)が含まれています。」

きのう何食べたシロさんの年収は?節約して貯金する理由も

きのう何食べたシロさんの年収は?節約して貯金する理由も エンタメ
きのう何食べたシロさんの年収は?節約して貯金する理由も

ドラマも原作も好評の『きのう何食べた?』ですが、シロさんの倹約っぷりも話題になっていますよね。

弁護士として働くシロさんの年収はどのくらいなのでしょうか?

かなり節約して生活しているので、貯金が相当な金額になっていそうですよね。

この記事では、シロさんの年収や節約をがんばって貯金している理由についてお伝えします。

ドラマをシーズン2から見はじめた方は、こちらの記事で『きのう何食べた』をより楽しんでいただけたらうれしいです。

 

きのう何食べたのシロさんの年収は?

シロさんの職業は弁護士ですが、独立して事務所を構えているわけではないので、法律事務所で働いています。

シロさんは仕事にやりがいをいっさい求めていないので、派手な案件や大型の案件よりも、「とにかく楽で簡単ならどんなつまらない事件でも引き受ける」と断言しています。

それというのも、定時の18時で帰ることをモットーとしているからなんですね。

 

弁護士の平均年収からシロさんの年収を予測

法律事務所に所属して業務を行う弁護士は、大きく2種類に分類されます。

  1. アソシエイト弁護士…法律事務所に雇われている弁護士。年収はだいたい500~1,000万
  2. パートナー弁護士…法律事務所の経営に参加する弁護士で、年収は中堅事務所で約800~1,500万、大手事務所では約1,000~3,000万、外資系事務所となると約3,000~5,000万

事務所の規模や方針などにもよるそうですが、入所してから約10年くらいはアソシエイト弁護士として勤務したのちにパートナーへと昇進する、という流れが一般的です。

勤務弁護士の場合は、事務所が受けた案件のほかに個人でも案件を受注できるかどうかや、個人案件のうち事務所に何割を収めるかで収入は大きく変動します。

そのため、小さな事務所に勤務していて事務所からの収入が多くなかったとしても、個人で案件をいくつもこなすことで収入を大幅に伸ばすことも可能なんだとか。

シロさんがアソシエイト弁護士だったのは最初の5年だけで、その後はパートナーになっており、自分で仕事を取ってきて、そのギャラから事務所の経費を負担しているとケンジに話していました。

弁護士の年収は、年齢や経験年数、法律事務所の規模によっても大きく異なるようです。

だいぶ前のデータにはなりますが、2013年~2015年にかけて日本弁護士連合会(通称:日弁連)と法務省と最高裁判所が共同で行った調査で、弁護士の収入額と所得額について明らかにしています。

それによると、弁護士の平均年収は10~15年目でおよそ800~900万円くらい。

それ以降の年収の変動を見ても、おおよそこのあたりで頭打ちとなっている可能性がありました。

とはいえ、所属事務所の規模も影響するようですし、地方か都市部かでも差があります。

本人の経験やスキルの有無、扱う案件によっても変わってくるため一概に言えません。

シロさんが所属する「上町法律事務所」に在籍している弁護士は、所長の大先生(おおせんせい)、その息子の修(おさむ)先生、シロさんの3名だけなので、規模としては小さい事務所です。

ちなみに大先生は倒産法のエキスパートで、民事再生や破産法に長けている倒産畑の弁護士なんだそう。

原作の連載がはじまったころのシロさんはまだ43歳だったので、年収が900~1,000万くらいでしょうか。

もしかすると、シロさんが残業や休日出勤するのは繁忙期ぐらいで、普段は基本定時で帰っていますので、もうちょっと少ないかもしれませんね。

そして50歳を過ぎた今、シロさんは「上町・筧法律事務所」のボスになっています。

所長(通称:ボス弁)の平均年収は1,400万というデータもありますが、事務所の規模やシロさんの経費負担が4割なども考慮すると、もう少し少ないのかもしれません。

「大手の渉外事務所ならもっと稼げるけど死ぬほど働かされる。それよりも、そこそこの収入で人間らしい暮らしのほうがいい」と語っていたシロさん。

人によって価値観は様々ですが、私はこの考えにすごく共感します。

 

シロさんが節約して貯金する理由は?

連載初期のころ、シロさんは「将来子供ができて、その子供に老後の面倒を見てもらうという未来がないから、頼りになるのはお金だけだ」というようなことをケンジに話していました。

将来に備えてコツコツと貯金を続けていくなかで、まずシロさんのお父さんがガンになります。

手術は成功し、術後の経過も順調だったなか、両親から金銭的に困窮していることを打ち明けられ、まとまったお金を用意するシロさんですが、今後のことを考えて実家に仕送りを決意しました。

さらにその後、お母さんも肺にガンが見つかって手術しています。

明らかになっていませんが、もしかしたら仕送りの額を増やしているかもしれませんね。

 

貯金する一番の目的はケンジとの老後のため?

ずっと倹約している理由について、佳代子さんから「全然貯金しないケンジの分まで老後の資金を確保しておきたいから?」と問われたときに、言葉に詰まっていたシロさん。

このときは図星だったのかもしれませんね。

でもその後、コミックス18巻138話で、シロさんが「自分の死後に遺産をケンジに相続できるようにしたい」という話を持ち出しました。

このときに話は養子縁組にまで及んだのですが、ケンジの「シロさんと家族にはなりたいけど、親子になりたいわけじゃない」という言葉を聞き、いったん白紙に。

そのときケンジが「死ぬまで一緒にいてくれるってこと…?」と尋ねると、「それは分かんないけど明日にでも交通事故で俺が死ぬかもしれないだろ」とシロさんは答えていました。

でもその胸中では、『たとえこの先別れたとしても、自分の人生で遺産を譲ろうなんて思う相手はケンジぐらいだから』と考えていたのです。

そのときにもしケンジが他の人と暮らしていたとしても、それでもいいから遺産をケンジに…とひっそり思うシロさん。

結局そのあとに、「遺産はケンジに譲渡する」という遺言書を作成しています。

シロさんのケンジに対する愛情の深さに、涙がこぼれてしまいました。

ちなみに自炊をはじめたのは、節約目的ではなかったのだそう。

きっかけは、32歳の夏に太ってしまった自分に気付いてショックを受けたその直後、たまたまお付き合いした人がマメに料理するタイプだったのだとか。

その彼氏が作る野菜たっぷりの手料理を食べているうちに体型が戻り、食の重要性を痛感したので、そこから自炊をはじめたそうです。

見た目を気にするシロさんらしいですよね。

 

まとめ

今回は、『きのう何食べた?』のシロさんの年収や、節約して貯金する理由について調査しました。

弁護士の年収はピンキリのようなので推測ですが、お互いに立場が変わって年収が増えても、贅沢はせずに慎ましく暮らすシロさんとケンジ。

切り詰めて節約して貯金して…という必死な感じは2人ともなく、毎日を丁寧に、そして気持ちが豊かになる暮らし方をしていてステキですよね。

『きのう何食べた?』を見たあとに、「料理したくなる!」「食費を見直してみた!」という声もネットでは多く見られます。

おもしろくてほっこりできるだけでなく、プラスの影響も与えてくれるすばらしい作品ですね。

タイトルとURLをコピーしました